パワハラって判断が難しいですよね。
自分が嫌だと思ったらそれはパワハラ、なんて良く言うけど、
実際は腹の立つことがあっても声を上げられないのが現実…。
私が元々働いていた職場はまぁまぁのブラック企業で、
新人時代は誰よりも早く出社して、誰よりも遅く帰る、なんてこともザラでした。
家が近ければ近いほど引き留められる確率も高くなるから、
わざわざ電車通勤しなければならない住まいを選び、
「終電があるので!」という言葉を免罪符のようにちらつかせて、
こそこそ帰ったりしなければいけないほど。
しかしそれは良いんです。仕事も好きだったし、
そんなに大きい会社でもないのだから他にやる人もいないし。
だけど私が一番苦痛だったのが「社員同士の派閥がある」ということ。
お酒の席では悪口大会、お前はこっちの派閥だろうと、部下の取り合い合戦が始まる…。
「何が飲みニケーションだ!」と飲み会の帰りは毎回憤慨して帰りました。
引きつる笑顔で悪口に相槌を打たなければならなかった自分を思い返すと、
あれもパワハラの一種だよなぁとガックリ来ます。
今、働いている企業では労務管理がしっかりされているので安心です。