ブラック過ぎて精神がやられます

私が2年前まで勤めていた某大学の研究室がブラック過ぎて耐えられずに辞めました。その研究室は一応9時~17時が就業時間なのですが、30人ほどのいるほぼ全員が朝の8時までには出勤し夜8時までは毎日いて、休日出勤は当たり前みたいな感じでした。中には週に2~3回は徹夜で研究していたり、6時出勤22時退社を繰り返している人もかなりの数いました。残業代はゼロではないですがほとんど支払われません。なぜこのようなことが問題にならずに行われているのかには理由はいくつかあると思いますが、まずそういうことに対しての耐性が高いひとが集まっているということがあります。

 

そこにいる多くの人が毎日研究室に12時間以上いても辛いと思わないし報酬が低くても不満を持たないようです。自分が辛くないんだからみんなも辛くないでしょ、という考え方を持っています。あと、その研究室には早く帰ったらダメみたいな雰囲気があります。まず教授など上のひとが、ここにいるのだから徹夜で研究しても当たり前、それが嫌なら辞めればいい的な発言を何度かしているのを聞いたし(これらはパワハラ発言です)、少し早く帰った人に皮肉や嫌味を言う人も何人もいました。

 

12時間以上いるのが当たり前みたいな雰囲気を皆で作っている感じです。それができる人、やりたい人はやってもいいと思いますが、半強制みたいな感じになっているのはおかしいと私は思いました。私も研究は好きでしたが、肉体よりも徐々に精神的に疲弊していき、姫路の弁護士に相談するか迷ったのですが、自分の限界がきたと感じ辞めました。